【読書:新書】対話力 人生を変える聞き方・話し方/阿川佐和子、齋藤考
「すべてがうまくいく!」らしいので購入してみました。
まず、対話とは
気付きや発見があるのが対話である
と書かれていました。
私の場合は、まず人と他愛無い会話が出来るようになりたい、コミュ障直したいというレベルなのでこの本は早かったかも…というのが感想です。
目次
序章で引っ掛かってしまった
・人見知りや恥ずかしがり屋という言葉を一つの武器として使っているように感じられる
・いつまでも人見知りや恥ずかしがり屋を言い訳にして他人に甘えているわけにはいかないのです。
・やる前から「無理」と言い張ってやらないのは、単なる甘えや逃げだと思われてもしかたがない
人見知り=甘えというのはなかなか読んでてしんどかったです。
甘えや逃げではなく、今まで人との会話でたくさん失敗してきた経験から、人見知りになる人が多いのではないでしょうか。もしくは家庭でロクな会話が出来ず、人との関りが怖くなったとか。
「もちろん、やってもできないことはあります」と後に書かれているし、こういう素直に受け止めきれない所が私のダメなところかもしれません。
・私も本質的には人見知りな性格です
そうは思えなかったから、引っ掛かってしまったのかも。
参考になったところ
相手が深く苦しんでいるときに、
「あなたの気持ちはよく分かります」と安易に言ってしまったら、
(中略)
「そんなに簡単に私の気持ちがわかるわけがない」と思うかもしれません
同じ経験をしていないのであれば、簡単に「分かります」とか言ってしまうのではなく、
「○○した経験はないけど、△△になった時はとても落ち込んだ。
○○なのはお辛いでしょうね」と出来るだけ相手の気持ちに近づけるように寄り添う方が良いというのは、なるほどなと思いました。
ハラスメント問題
安易に質問することが難しい時代に
「結婚しているの?」「お子さんはいらっしゃいますか?」とか、そういったことを聞くだけで問題になりかねません
昔の上司にも「これってセクハラになっちゃうんだっけ?」って聞かれたりすることもあり、最近はより一層、自分が発する言葉に気を付けないといけない世の中になってるんだなと思います。
個人的には、結婚や子供に関する質問されても、特になんとも思いません。
「結婚してるの」と聞かれれば「してないけど同棲してる」って答えるし、
「子供は」と聞かれれば「いないし、私も彼氏も欲しくないって意見が一致してるので今後も作らないですね~」と返します。
昔は「子供欲しくない」って言うと「かわいいのに」と言われたりすることもありましたが、最近は「そういう人増えてるよね」って反応が多くなりました。
私にはまだこの本は、ハードルが高い
「相手の懐に入れば対話も怖くない」
「すべるリスクを負っても笑えるネタを」
たとえ相手がはるかに目上の人だったとしても、
「偉い偉い!!よく頑張ったね!」と褒めたりすることを惜しまないようにしております。
相手はときに憎まれ口を叩きながらも嬉しそうですよ。
などなど…。私にはまだまだ出来そうもない事が多かったです。
もう少し他の本を読んだり、誰かと会話する機会を増やして、コミュ障が少しでもマシになったなと思えたら再読したいです。