【読書:エッセイ】結局、人の悩みは人間関係/林伸次:バーのマスターが書く生きるヒント
表紙や帯を見た感じは、堅めの内容かな~と思ったのですが、
こまごま章ごとに興味深いお話が多く、読んで良かったです。
がっつり「自己啓発」な本より、エッセイの方が読みやすいので、2日ほどで楽しく読むことが出来ました!
自分の詳しい話に持ち込むのではなくて、
「相手の土俵で話そう」というのは意識していきたい。
会話がずれている営業の人
著者に失礼なことを言う営業の人に対して、
マスターは「何も考えずに沈黙を埋めるためだけに思いついたこと言ってるだけなんだ。」と思ってしまいます。
私も沈黙埋めなきゃ…って思ってしまいがちなので、気を付けなければ…。
いらんこと言ってしまうぐらいなら、多少沈黙になっちゃう方が良いですよね。
愛想良くしたり、気まずい空気にならないよう意識したりして。
本書で特に良いなとおもったのが、
第三章「恋や愛について」
直せるところより直せないところを見る
「食事の時のマナーが最悪」「服がダサい」等は、指摘して直してもらったらいい。
結婚に限らず、誰かのダメなところを1回のみこんで、直せるのなら指摘し合って直せる関係が、人間関係の理想ではないでしょうか
この考え方、とても素敵だなと思いました。
Twitterでたまに婚活アカウントのツイートが流れてきたりするのですが、
「理想が高くて、ダメ判定厳しいな」って思う事がしばしばあります。
本書で書いてある、直せないところ(お金の使い方など)を見る方が、婚活や人間関係がうまくいきそう。
おしまい。