【読書:自己啓発】マンガで「めんどくさい」がなくなる本/鶴田豊和:めんどくさいはなくなるのか!?
こんにちは。
めんどくさがりで何かと後回しグセがあるので、なんとかしたいなーと思いつつ、やってみても継続できない。
ふらっと寄った本屋さんでそんな私にぴったりな本があったので購入してみました。
自己啓発本とかは付箋つけて読みたいので、kindleではなく紙で買う派です。
「めんどくさいがなくなる」…しかもマンガとな…
早速、結論を言うと「めんどくさい」はなくなりませんでした。
めんどくさいものはめんどくさい…。
こういった自己啓発本って相性がありますよね。
なんか…
とても胡散臭く感じてしまってだめでした。
マンガが特に「進研ゼミ」の漫画みたいに都合がいい展開だな…とも思ってしまったり。
全体的に、「元々真面目でやればできる人」向けの本って感じだったから合わなかったのかも。
大きく以下の2つに分かれているのですが、
- 行動するのがめんどくさい
- 人間関係がめんどくさい
まず、「行動するのがめんどくさい」について。
無理やりやる気やモチベーションを引き出しても長続きしないけど
自分が本当にやりたいことに対するパッションは人生の原動力となる
やらなきゃではなく、やりたいを出発点にする
この言葉から、主人公の女の子は家事をサボりまくってたけど「ミルフィーユ鍋」を食べたいを原動力に、キッチンの掃除をして「ミルフィーユ鍋」を作ることに。
好物を食べたいっていうだけで
あれだけめんどうだった家事ができた…
これがインテンションの力…?
そんなアホな…って思ってしまって、もうダメでした。
数回は勢いで出来るかもしれないですけど、家事って毎日続くものだし、毎日「好物を食べたい」を原動力に、仕事終わりに料理するのは難しい。
めんどくさい。
人間関係がめんどくさい
人間関係がめんどくさくなる時は、
相手に合わせようとして、自分がなんとなく無理をしている感じがあるという時
自分本来のリラックスしている状態であれば、めんどくさいとは感じにくいわけです。
おう…。
ありのままの自分でいられる環境=自分が多数派に属している環境に身を置くのがいいとの事ですが、
仕事してたらどうしても合わない人と関わらないといけないし、そんなの無理では…。
転職とかで環境を変えても、後から合わない人が入ってきて環境が変わったりもするし
SNSで自分でいられるコミュニティを見つけて自己肯定感を高めるとか言われても、結局社会での人間関係がめんどくさいことの解決にはなってない。
コミュ障な私には、この本ほんと合わないなって思いました。
クレーマー体質のお客さんがいて、浮かない顔をしている主人公に女上司が言っていることも腑に落ちません。
人はなぜ他人を嫌うのか考えたことはある?
他人の嫌いなところは自分の嫌いなところ
自覚していないだけであなた自身にも相手と同じ欠点があるということ
…?
「こうでないといけない」という考えから解放されて
自分のダメな部分を受け入れられれば他人にも寛容になれる
そうすれば自然と人間関係の「めんどくさい」も減っていくはずよ
だめだ。
全然理解できない。
クレーマーの相手はそりゃめんどいし嫌いになる。
綺麗ごとで蓋をしてるなって思ってしまいました。
クレーマーの相手ってほんと疲れるので、心を無にするとか、相手は人間じゃないって思わないと疲れちゃいます。
この本とは相性が悪くて、読むのがめんどくさかったです。
自己啓発本は相性があると思うので、ぱらっと中を読んで合いそうだなと思った方は読んでみてください。
終わり。