安楽死についての所感。
身の筋肉が徐々に動かなくなる難病ALS(筋萎縮性側索硬化症患者)の患者から依頼を受け、薬物を投与して殺害したとして、2人の医師が「嘱託殺人」の容疑で逮捕された。
亡くなった林優里さんはブログで「安楽死」を望む声をあげていた。
「すごく辛い。なぜこんなにしんどい思いをしてまで生きていないといけないのか。安楽死を受けることぐらい許して欲しい」
「屈辱的で惨めな毎日がずっと続く。ひとときも耐えられない。安楽死させてください」
これを読んだら、
「『死ぬ権利』よりも、『生きる権利』を守る社会にしていくことが、何よりも大切です。」
だとか、
「障害のある人が生きがいのある世の中に」
だとか
綺麗事を言う人に私は嫌悪感を抱いてしまいました…。
今回の事は社会や世の中なんて関係ないだろうに。
私も同じ状況になったら死にたくなるだろうし、安楽死させてくれたお医者さんに感謝する。
寝たきり、痴呆、自分の意識が無い状態で生きていたくない。
死ぬ権利がほしいと思うのは、そんなに悪い事なんやろうか。
本人が望んでたことなのに。
安楽死に反対の人は、寝たきりになっても、自分の意識が無くても生きていたいのかな?
介護を苦にした殺人や自殺、置き去りだってある。
私は、大事な人に迷惑をかけたり辛い思いをしながら生きていたくない。
大事な人の人生を犠牲にしてまで生きていたくない。
日本でも安楽死が出来ればいいなぁ。
生きる権利も、死ぬ権利も大事だと思う。
おしまい。